貴方の事を絶対に認めたくない人

まいど!日系三世のNicky黒井です。

いやもー、花粉症ってどうなの?
今朝起きたら、右目が試合後のガッツ石松みたいになってて
我ながらオカルトでしたよ。
目薬点して寝たのに(注:目薬は寝る直前にさしちゃダメだ!)
目薬点して寝たから目の毛細血管が切れて充血して
しかも、カユイから夜中にこすっていた気がする。
白目が腫れて、なんかゼリー状にブヨブヨして
右目が閉じられない!
お見せできないのが残念です。

で。
ついさっき、ツイッター見てて
「当時の上司が、何をやってもケチつけてきて
頑張ったけど、認められなくて、今にして思えば
単にあの上司は自分を嫌いで、何をしても認めるつもりは
なかったんだろうな」って意味の事が流れてきて
うわー!私の父そっくり!って思ったよね。

私の父は、私に対しては異常なほどの高いハードルを掲げるというか
要求水準がね、尋常じゃなかったよね。
今は、親から精神的に距離を置いて(感情的にはなるけど)
考えられるから分かるけど、ちょっと前まで、カウンセリングとか
受けるまでは「何で、自分は期待されたことをクリアできないのか」
って、本気で悩んだよね。
普通の人にできることが出来ていない自分って、何なん?って。
まぁ、実際、ちょっと考えてみたら、例えば三歳児に腕立て伏せなんて
できる訳ないじゃん?
まだ骨格だって出来上がってないし、そもそも、女子なんだし?
(今はできます!)
そして、なんつーかね、要求水準が高いって言うよりも、その場その場の
思い付きなんだよね。
例えば、テストの結果が悪ければ「もっと勉強しろ」だし
結果が良ければ「天狗になるな」って殴られるし
(ちなみに、父は、アカデミズムにコンプレックスが強くて
学歴とか成績にアレルギー持ち。要するに学歴コンプレックスね)
運動ができなければ「死ぬ気でやってないからだ」「努力が足りない」だし
できればできたで「でも、運動がちょっとできたくらいだろ?
オリンピックとかプロのアスリートレベルじゃないだろう?」だし。
でもね、私が高校生の時に交換留学の試験に受かったときは
私に対しては「分不相応」って怒ったけど、外に対しては
自慢してたの知ってるんだ。
学歴コンプレックスは強かったけど、海外への憧れも強かったもんね。
言っとくけど、努力したのは私やぞ。

結局、私がどうあればいいのかっていう、明確なものはなくて
ただただ、その場その場で、とりあえず貶しておく感じ。
私は「親という生き物は、子供を褒めないものだ」って
思って生きてきたから、特に英語圏で暮らした時期は
親が「うちのマーベラスな娘」とか「ワンダフルな息子」的に
「何ができる」じゃなくて「子供」自体を褒めるというか
肯定してるのに、すごいビックリした。
まぁ、カルチャーも違うしな。

でさ、「心が折れる」って言うじゃん?
そうじゃなくて、小さいころから肯定されたことがなかったり
することなす事ケチをつけられて育つとね
もう、心が委縮して、伸びないのよ。
折れるほどの所まで育たない。
だから、折れようがないというか、そもそも折れてると言うか。

そりゃあ、親だって人間だし、完璧ではあり得ないけど
でも、あそこまで子供を肯定しないって、それはそれで
何か深い闇を感じる訳です。
もうね、一度でも私を褒めたら、認めたら
(って言ったって、根拠なく褒めろって話でもなくて
何かそれなりの成果を出したら認めろってレベルよ?)
この世界が46億人の人口と共に崩壊するから
それを守るために絶対に褒めない!とか、そんな事でも
背後にあるんじゃないかって思うくらいの褒めなさ。
何か宿命を背負ったヒーローですか?って感じ。
「全世界、子供を褒めない・肯定しない親選手権」があったら
アジアブロックから、シード権出場は固いね!ってくらい。

母も私を褒めない人だったしね。
ガチガチのキリスト教で、ちょっとでも
「これができた!」「成績が良かった」なんて
言おうものなら、「傲慢」「謙虚さが足りない」
「虚栄心」っつって、そりゃあ叱られたよね。
また、彼女の兄弟が揃いも揃って尋常じゃなく
勉強ができる人達だったので(東大で博士号取ってから
国費留学して、海外の大学で研究したり教えたりしてる感じ)
「その程度で」的な事を言われたのも一度や二度じゃない。
仮に、私がハーバードを首席で卒業しても、褒めないとは思うけど。
「勉強はできるかも知れないけれど、貴方は性格がアレだから」とか
「不細工だから」とかね。

そんな全方位完璧な人っている?
そして、そこまで完璧じゃないと
「貴方がいて嬉しい」ってならないもの?
いや、仮に私が全方位完璧でも、絶対絶対絶対に
例えば「でも貴方はそうやって自分が完璧だと思って
驕り高ぶってる人だから」とか何とか貶して
私の事を認めないと思うけどね。

でもさ、認めるって何なん?
上司だったら、普通に客観的に成果を認めろって思うし
親だったら「XXだから」認めるんじゃなくて
「ただただ、貴方がいて嬉しい」って思えって思うし。

まぁ、貴方を絶対に認めたくない人は、たとえそれが親であっても
貴方を認めることはないし、もう、それは宗教みたいなものだから
議論の余地はないと思うのね。
だってさ「私は褒められたかった、認められたかった」って言って
だからって口先だけ「貴方がいて嬉しい」って言われても
それじゃねーよ!って思わない?
私は思います。
それは、心からの思いの発露であり、全存在をかけての肯定であるからし
「認められたい?だったら言ってやるよ、しょーがねーな」って
言うものじゃないじゃん?
そして、よく私が周囲から言われるのが
「気にしすぎ」
「親は悪意じゃない」
「思ってても言えないだけ」
なんだけどさ、これってほんと、セカンドレイプだよね。
そもそも、悪意でそんな事されてたまるかって話だし
無意識あるいは正しいと信じてやってるから余計にたちが悪いし
思ってるだけで言えないだけなら、どっかで「ああ」って分かるはずじゃん。

一度ね、「思ってても言えないだけ」「本当は全肯定してるけど
言葉で伝えてないことに気が付いてないだけ」
「きっと、一度も褒められてないって言ったら、心では褒めてたけど
そっか、言ってなかったのね、ごめんね、貴方を認めてるよって
ビックリしながら言葉にしてくれるんじゃないかな?」って言われて
最期のチャンスかもと思って、親にそういったことがあったのね。
まぁ、私もいい年してそんな事するかって話だけどさ。
そのくらい闇が深いんだってばよ。

でね。
まず母の反応。
「え。って言うか、貴方に褒めるところなんてあるの?」って
真顔で言われたよね。
何なら本気で困惑してて、言ったこっちが困惑したよね。
ああ、困惑させてすみません、貴方は本気で私の全存在を否定してるんですね
よく分かりましたので、シャッター下ろして帰りましょう・・・みたいな
気持になったわ。
漫画の「ぼのぼの」で、ぼのぼのが汗をいっぱい飛ばして困惑してる
シーンが私の背景に大きく出てた気がするわ。
んで、父。
「そうやって、親が至らないと言いたいのか!
オマエはナニサマだ!」っていきなり激昂したね。
まぁ、ナニサマってNicky様なんだけどね。
いや、別に至らないとかそういう大雑把な話じゃないじゃん?
もっと具体的な「褒める」「成果を認める」って話じゃん?
なんて言っても通じない人というか、生意気だっつって
余計激昂して、でかい声で威嚇するんだろうなって予測してみた。
自分が言いたい事だけ怒鳴って、相手の言うことは一ミリも
聞かない人だからね。
(相手の言うことをシャットアウトすれば、自分の言い分が
通ったと思っているらしい)

まぁ、不幸にして、客観的主観的を問わず、貴方を肯定したくない
認めたくない人っていうのは、この世界に存在して
もう、それは宗教みたいなもんだし、例えば社会人で
仕事繋がりだった場合、名誉棄損で訴えるとか、精神的苦痛で
裁判するとか、そういう手段もアリだと思うけど
親子関係だったら・・・とりあえず、逃げとけって思うね。
だってさ、小さいころは親の方が絶対的に立場が強いし
刷り込みをもらっちゃってる訳だし、だから、ある程度の年になって
「私の親は、メンタルクラッシャーだ」って理解したら
一刻も早く、連打の後のロマチェンコくらいのフットワークで
相手からのダメージが届く範囲からは去ったほうがいいと思うの。

何で認めたくないのかとか、その辺はもう、相手の問題だし
とりあえずは、まず自分を癒すのが先!
癒しって言っても、スピリチュアル界隈で言われてるような
定義も何にもない、ぼやっとした意味じゃなくて
心身ともに歪みが取れて(ある程度までね)、健全な状態に
戻ってるってことよ。
だから、時間も労力もかかるだろうし、それまでは
恨み節が事あるごとに出ちゃうかもだけど、でも、必要な
プロセスだと思って、耐えるしかないよね。

ちなみに、私は、親からブスブス言われて育ったので
今でこそ、外見を褒められると「ありがとう」って言えるけど
ちょっと前までは、ちょっとでも外見についてコメントされると
それが肯定的なものであっても
「ブスで悪かったなー!」とか(注:ブスとは一言も言ってない)
「ブスを褒めたら喜ぶと思ってんだろ!」とか
「嘘ついてるのが分からないくらい、私がバカだと思ってんのかな」とか
そんなふうに受け取ってました。

まぁ、私は、人生の前半は全然褒められなかったので
後半で一生分、倍のペースで褒められるのかな?とか
期待しているので、皆さん、Nicky黒井を見かけたら
積極的に褒めようぜ!(冗談です)

貴方を認めたくない人に期待せず、せめて客観的に
見てくれる人と人生を過ごそうね!って話でした。

推敲しないで投稿するので、文法の間違いとかあったらごめんね!
読んでくれてありがとう!ヽ(・∀・)ノ